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(6月研修報告)社会福祉協議会について及び社会福祉士からみた成年後見について

 令和4年6月24日(金)、福岡県行政書士会館からのZoom配信にて「社会福祉協議会についておよび社会福祉士からみた成年後見制度について」と題して研修会を開催しました。講師は、社会福祉法人直方市社会福祉協議会 社会福祉士 駒山博人先生でした。

 

 研修においては、まず古い文献や資料を画面に示しながら、直方市社会福祉協議会の活動例としてご自身が中心となって「直方徘徊SOSネットワーク」を作られたご経験や、徘徊模擬訓練の様子などを写真入りで詳しく説明いただきました。 

 

 次に、生活困窮者緊急支援事業について、日常生活自立支援事業の他、住居の支援、食の支援の事例をもとにお話しいただきました。権利擁護センター「ぱあとなあ福岡」については、会員は年に二回活動報告をすること、家裁からの推薦依頼が来たら各会員が手上げ方式にて受任したい旨の意思表示をすることなどを詳細に説明いただきました。

 

 最後に社会福祉士からみた成年後見制度について、ご自身の経験された事例を元にお話しいただきました。身上監護の部分について被後見人や被保佐人の意思を尊重し、可能な限り要望にお応えしようとする姿勢は大変勉強になりました。