第9回定時支部総会についてのご報告

 令和4年9月16日(金)一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター福岡支部「コスモスふくおか」第9回定時支部総会が、福岡県行政書士会館3階大研修室にて開催されました。 

 本年も、新型コロナウイルス感染症の状況を鑑み、会員の皆様は多くが委任状による議決権行使を選択され、会場は少人数にお集まりいただいての総会となりました。 

 総会では江上良子支部長による挨拶の後、福岡県行政書士会高齢者等総合支援事業推進委員会の松井史子委員長がご挨拶され、神野聖二郎福岡県行政書士会副会長からのご挨拶文を代読され、成年後見業務に対応できる専門職が求められている社会状況の中で行政書士が成年後見人として活躍できるよう、行政書士会とコスモスふくおかが共に足並みを揃えていこうという主旨のお話がありました。 

 議案の審議においては、まず第8期事業報告及び収支決算報告、及び役員の選任が承認可決され、次に第9期事業計画と予算案について、担当部長より提案理由及び内容の説明が詳細に行われ、賛成多数で承認可決されました。 

 

~コスモスふくおか支部長よりご挨拶~ 

 日本行政書士連合会が、成年後見制度の普及活動と成年後見制度を担う人材育成のための組織として「一般社団法人コスモス成年後見サポートセンター」を設立して12年が経ちます。 

 成年後見制度の利用者も増え続けており、制度を担うべき専門職後見人として私達行政書士もその社会的責任を果たす必要に迫られています。行政書士は地域的偏在が少ないことや行政手続きの専門家であることから、成年後見制度を担う人材として最も適していると考えますが、実際には福岡県内のコスモス会員はまだまだ少なく、社会的責任を果たしているとは言えないのが現状です。一人でも多くの会員の方に「コスモス」に入会していただき、専門職後見人として活躍していただくことが、行政書士法第一条に謳う「真に国民の利便に資し、もって国民の権利利益の実現に資する」ことになると考えます。 

 コスモスでは11月に行う入会前研修の申し込みを行っております。詳しくは県会ホームページより研修案内をご覧ください。